甲子園学院 百人百景

卒業生と教職員。
甲子園学院に関わる人々の
心象風景をのぞきました。
「あなたはどんな心を磨いていますか?」

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  • 人に寄り添う心

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    どんな心を磨いていますか?

    人に寄り添う心

    生徒が一生懸命に取り組む姿に、甲子園学院らしさを強く感じます。清掃活動や行事の準備などをお互いに協力しながら行動する姿には、和衷協同の精神が息づいています。私自身も生徒の小さな成長を見逃さず、温かく見守る関わりを大切にしています。以前は効率や結果を重視することもありましたが、今は一人ひとりの背景や気持ちを推し量り、丁寧に向き合うことを心がけています。ある生徒が進路に悩み相談に来てくれたとき、答えを与えるのではなく、共に考える時間の中に支援の本質があると気づきました。判断に迷ったときは、「この選択が生徒の未来にどう影響するか」を軸に考えるようにしています。甲子園学院での日々は「挑戦の連続」です。生徒と共に悩み、工夫する時間が、お互いの成長につながっていると実感しています。

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  • 言葉を
    大切にする心

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    どんな心を磨いていますか?

    言葉を
    大切にする心

    医師として診療にあたるだけでなく、メディアで医療情報を発信する中でも、私は常に「相手に伝わる言葉」を意識しています。専門用語をそのまま使うのではなく、相手の立場や理解度に合わせて表現を選び直すこと。その原点は、小学校時代に先生から勧められ、多くの本にふれた経験にあります。物語や説明文を読む時間は、自然と言葉の幅を広げ、考える力を育ててくれました。正確さだけでなく、相手に寄り添いながら伝える姿勢を大切にする。この「言葉を大切にする心」は、いまも磨き続けている私の軸です。甲子園学院は、知識や成果だけでなく、言葉や人との関わりを通して自分で自分を育てていける環境があると思います。そして、読む・考える・伝える力をはぐくみ、社会に出てからも生きる土台を築いてくれた場所だと感じています。いま甲子園学院小学校で学んでいる子どもたちも、たくさん本を読み、たくさんの人と関わる時間を大切にしながら、自分の言葉を磨いていってほしいです。

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  • 待つ心

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    どんな心を磨いていますか?

    待つ心

    縦割り活動が盛んな本校では、以前担任した子どもたちや保護者の方々がいまも温かく関わってくださいます。学年を越えて支え合う姿を見るたびに、この学校の深いつながりの中にいられる幸せを感じます。1学年1クラスという環境だからこそ、子ども一人ひとりの思いや背景まで丁寧に受け止めたいと強く意識するようになりました。年度の終わりに届く感謝の手紙は、励みであると同時に「もっとできたのではないか」と自分を振り返るきっかけにもなっています。忙しい日々の中でも、子どもたちと同じ歩幅で、焦らずゆっくり過ごすことを大切にしています。季節の移ろいを感じたり、絵本を通して対話を重ねたりする時間もかけがえのないひとときです。私自身がゆとりを持ち、相手のペースに寄り添い続ける忍耐強さが必要だと感じています。一人ひとりの気持ちを大切に受け止めるために、「待つ心」をこれからも磨き続けていきたいと思います。甲子園学院で働く日々を一言で表すなら、「心に種をまく日々」です。子どもたちの心に小さな種をまき、ゆっくりと育つのを信じて見守る。その積み重ねが信頼となり、未来へとつながっていくと感じています。

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  • まっすぐな心

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    どんな心を磨いていますか?

    まっすぐな心

    総合学園ならではのつながりに甲子園学院らしさを感じています。幼小合同運動会を中高のグラウンドで開催する際、中高生が率先して準備を手伝ってくれる姿や、幼稚園から進学した子どもが成長して活躍する姿を見るたびに、家族のような温かさを実感します。また、以前学院80年史の編集委員を務めた経験は、歴史を正確に伝える責任と、長く受け継がれてきた学院への感謝を改めて深める機会となりました。「和衷協同」の精神のもと、思いやりとチームワークを大切にしながら日々の保育に向き合っています。幼児期の教育は、人との関わりの中でしか育たない温もりがあると信じています。子どもたちのまっすぐなまなざしに応えるため、真正面から向き合う姿勢を忘れず、「まっすぐな心」を磨き続けていきたいと思います。甲子園学院で働く日々は、私自身の歴史を刻む時間でもあります。

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  • 誠実であろう
    とする心

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    どんな心を磨いていますか?

    誠実であろう
    とする心

    学生と丁寧に向き合えるこの距離感に、甲子園大学らしさを感じています。素直でまっすぐな学生たちと接する中で、こちらも誠実でありたいと自然と思わされます。研究中心の環境にいたころは成果や効率を強く意識していましたが、いまは目の前の学生にどう伝わるかを考え、言葉を選ぶことに重心が移りました。初めて教壇に立った日は、ドキドキしながら、いかに分かりやすく伝えるかを意識して授業に臨みました。緊張の中で伝えた内容に対し、授業後、ある学生が「難しいけれど面白い」と声をかけてくれました。その言葉を聞いて、自分の役割は知識を示すことだけではなく、学生が自ら理解に到達できるよう支えることだと気づきました。論理を大切にしながらも、相手の立場に思いを寄せる。その両方を意識しながら、学生や同僚との対話を通して、誠実であろうとする心をこれからも磨き続けていきたいと思います。

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  • 柔軟な心

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    どんな心を磨いていますか?

    柔軟な心

    高校時代、剣道部でキャプテンを務め、部員と向き合いながら部をまとめました。ときに意見が対立することもありましたが、一人ひとりの声に耳を傾け、自分の考えに固執せず、より良い答えを探すことを大切にしてきました。自分が発信したことに責任を持って行動する。その積み重ねの中で、固定概念にとらわれず多様な考え方を受け入れる「柔軟な心」がはぐくまれたと感じており、そのおかげで、現在も職場で良好な人間関係を築きながら仕事と向き合うことができています。また、休日にはおいしいものを食べたり映画を観たりして、プライベートな時間も大切にしています。甲子園学院での経験は、強いメンタルと、自分のやりたいことや楽しいことを見つける力を私に与えてくれました。後輩のみなさんも、どんな経験も前向きに受け止めながら、「楽しんで」日々を過ごしてほしいと思います。

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  • 誠実に
    向き合う心

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    どんな心を磨いていますか?

    誠実に
    向き合う心

    大学院で出会った同期や先輩、先生方との学びは、私の視野を大きく広げてくれました。自分では思いつかなかった視点に触れ、実習を通して人の心の複雑さと向き合う中で、一人ひとり違う生き方や思いがあることを深く実感しました。投げかけられる言葉や感情に誠実に向き合うこと。それが今も大切にしている姿勢です。私は色々な状況を頭でイメージすることが多く、そのイメージの切り替えが、仕事とプライベートの切り替えにも役立っています。さまざまな知識や視点を取り入れ、柔軟に対応できる自分でありたいと、今もなお精進を続けています。甲子園大学は、素直さと自分らしさを大切にしながら、相手を思いやる心を育ててくれる場所です。後輩のみなさんも、興味のないことにも挑戦し、多くの事を学び、考え、悩みながら成長し、社会で活躍されることを願っています。

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  • 学び続ける心

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    どんな心を磨いていますか?

    学び続ける心

    私は甲子園大学栄養学部を卒業し、在学中は研究室で多くの時間を過ごしました。卒業研究の指導教員と近い距離で学んだ経験は、私の原点です。学外で一緒に英会話を学ぶ機会もあり、「いくつになっても学び続ける姿勢」の大切さを教わりました。その教えは、50歳で大阪医科薬科大学大学院の医科学修士課程へ進学する挑戦へとつながっています。私は違和感があれば立ち止まり、納得できる形を探す姿勢を大切にしていて、患者給食の厨房設計に携わった際も、より安全で働きやすい環境をつくるため細部までこだわりました。ときに周りから少しこだわりが強いと思われることもありますが、自分が胸を張れる選択を大切にしたいと考えています。時間がかかっても、より良い答えを探し続ける姿勢こそが自分らしさだと思います。甲子園大学は、先生との距離が近く、学びにじっくり向き合える環境でした。その環境が、いまも続く私の探究心の土台になっています。後輩のみなさんには、ぜひ先生との対話を大切にし、疑問をそのままにせず、積極的に教えを乞う姿勢を大切にしてほしいと思います。

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  • 感謝と挑戦の心

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    どんな心を磨いていますか?

    感謝と挑戦の心

    高校生の時と大学生の時に、高飛び込みの日本代表として、2度オリンピックに出場しました。大学卒業後も滋賀県スポーツ協会で働きながら競技を続け、「わたSHIGA輝く国スポ」をめざす日々を送りました。順調なときばかりではなく、網膜剥離や疲労骨折による手術で長いブランクも経験しました。立つことや歩くことから始めるリハビリの日々の中で、競技は自分ひとりの力では成り立たないと気づきました。支えてくれる家族や大学の方々、仲間の存在に感謝する気持ちが、再び前を向く力になりました。甲子園学院の校訓「黽勉努力・和衷協同・至誠一貫」は、今も挑戦を続ける私の支えです。どんなときも目標を立て、努力を重ねること。その姿勢こそが自分を大きくしてくれました。甲子園学院は、一人ひとりの個性を伸ばし、夢に向かって主体的に挑戦できる力を育ててくれる場所だと思います。

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  • 楽しむ心

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    どんな心を磨いていますか?

    楽しむ心

    小学校時代、最初のマラソン大会で最下位になった経験は、物事との向き合い方を大きく変えてくれたように思います。恥ずかしさの中で現状を受け入れることを覚え、他人と比べず、物事を純粋に楽しむ姿勢を少しずつ身につけていきました。人の評価も人生も一時のものにすぎない。だからこそ、真面目に取り組みながらも、どんな逆境にあっても楽しむことを忘れずに戯れられる心を大切にしています。一緒に小学校時代を過ごした仲間とは、卒業から35年以上経った今でも交流が続いています。甲子園学院小学校は、さまざまな経験を与えてくれる場所であるとともに、絆を大切にできる人が育つ場所でもあります。後輩のみなさんも、喜びも悔しさも全てを糧にして自分らしく歩んでください。

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